「車買い替えたいけど、まだ乗れそうだしもったいない気がする」と悩む方は多いです。
実際に、まだ十分に乗れる車を早まって手放してしまい、あとで損をしたと気づくケースは少なくありません。

結論から言えば、買い替えが本当にもったいないのかどうかは、今の車の状態や支払い済みの費用、生活環境の変化などを冷静に見極めることが大切です。
車の平均保有期間は約7.2年で、10年以上保有する人も2割強にのぼります。(参照:日本自動車工業会「乗用車市場動向調査」)
しかし、車は長く乗り続けることでメンテナンス費用が増え、維持費も跳ね上がります。一概に車は長く乗り続ければお得だとも言い切れません。
車の点検ついでに買い替えの相談
買ったの2年前なんだけどなー。もったいない。
今乗ってるのシエンタだけど2人目できたらチャイルドシート2台きつい気がして??
うーん。悩む— あーちR?♂3y ♂1y (@chabi_boy) October 14, 2018
この記事では、「車買い替えがもったいない」とされる代表的な状況と、逆に買い替えを検討すべきタイミング、その判断基準を具体的に解説していきます。



さらに、損を避けながら買い替える方法や車を高く売るコツまで、はじめての方にもわかりやすく紹介しているので、今の判断に迷いがある方も、読めば納得できるはずです。
車買い替えがもったいない3つのケース


車の買い替えを検討する際にはもったいないと感じる3つのケースがあります。
それらの代表的な状況を解説していきます。
1. 新車を買ったばかりは長く乗った方が得
新車を購入したばかり、または乗り始めて数年しか経っていない場合は、買い替えの検討はもったいないです。
なぜならば車を購入して1年程度で、購入当初の価格から一気に20~30%程度の価格的損失を覚悟しなければならないからです。
その価格で売却するとなれば、新車で購入した金額と比較すると割に合わない低価格の売却となります。



そのため、よほどの理由がない限り、新車購入から数年間は車を所有しておくことをおすすめします。
2. 車検を通した直後は買い換えない方が得
新車を購入すると3年、5年、7年目と定期的に車検を行う必要があります(参照:自動車検査登録「車種別の有効期間一覧」)。
車検の際には車のメンテンナンスを同時に行うことが多いため、費用として10万円を超えることが多いです。



大きな費用をかけて車を整備するので、車検後、すぐに車を売却するのは非常にもったいないと言えるでしょう。
長く車に乗れる状態にするために車検を行うため、車検後しばらくは車に乗り続けるのがおすすめします。
3. 今の車に愛着があるときは車買い替えに悩む必要なし
今、乗っている車に愛着があり、手放したくない状態であれば、車を買い替える必要はありません。
- 家族ができた
- アウトドアを楽しみたい
- 大きな車が必要になった
このようにライフスタイルの変化がなければ、わざわざ乗り換える必要もありません。
今の車に愛着があるのならば、大切に乗り続けることも大切です。
車の買い替えを検討した方が良いケース


車の買い替えを検討するのが、もったいないケースもあれば、車の買い替えを検討した方が良いケースもあります。
ここからは、車の買い替えを検討した方が良いと言える事例について解説します。
車の買い替えを検討した方が良いケース
1. 維持費がかさむ古い車は買い替えのタイミング



車を所有して年数が経過する、もしくは走行距離が増えてくると交換が必要な部品が発生したり、維持費が増加したりします。
例えば、走行距離が増えてくるとタイヤの交換が必要になるでしょう。
もちろん維持費には新車で購入してから3年、5年、7年目と必要になる車検にかかる費用も含まれます。
また新車から13年が経過すると重課税される仕組みになっています。


車が古くなればなるほど、維持費が重なるので、早めに買い替えを検討した方が良いケースもあるでしょう。
2. 生活環境の変化で車の使い方が合わなくなったとき
ライフスタイルの変化によって車の買い替えが必要なケースもあります。
例えば、結婚して子供ができたなど家族構成の変化があった場合や、転勤など仕事の環境が変わったため車も仕事に合わせて変えなければならない場合などです。
車は様々な車種があるため、それぞれのライフスタイルに合わせて検討することをおすすめします。
3. 資産価値が下がる前に売るのがおすすめ



車は新車で購入してから5年目あたりで資産価値が急に下がると言われています。
それはちょうど5年目あたりから部品交換や修理費などメンテナンス費用がかさむからです。
また買取りの査定額も、このタイミングあたりからマイナス査定の評価が増えるので、車を買い替えるなら、車が5年経つ前に検討することをおすすめします。
後悔しない車の買い替え方法


車の買い替えは非常に高い買い物です。そのため、もったいないと感じることがないように車の買い替えを成功させたいものです。
ここでは、車の買い替えを損せずに買い替える方法を解説します。
後悔しない車の買い替え方法
何年乗るのが得?高く売るなら早めに
車の買い替えのポイントとして、今の車が高く売れるのであれば、もったいないと言う気持ちもなくなるでしょう。
人気の車種、市場の在庫が少ない車であれば、高い値段が付く可能性があります。



基本的には古くなる、走行距離が多くなると車の価値が下がっていくので、早めの判断をすることをおすすめします。
1. お得に車を買い替える時期は決算月
新車や中古車にはお得な金額で購入できるタイミングがあります。
それは購入する業者の決算月に契約することです。多くの場合、2月、3月、9月あたりの決算月は購入する側からすると交渉がしやすいタイミングでしょう。
車を安く購入することができれば、もったいないという気持ちも軽減されるでしょう。
2. 次の車を決めてから乗り換えるとスムーズ
新車で購入してから3年目、5年目、7年目と定期的に車検が必要となります。
またそのタイミングでメンテナンスや部品交換などを検討する方が多いでしょう。
そうなると大きな費用が発生するため、車検に通す前に車を買い替えることができれば、もったいないと感じることなく検討できます。



ちなみに、車検が切れていても売却は可能です。査定の出し方についてはこちら「車検切れの中古車も売却可!査定の出し方や必要書類&高価買取の方法」で詳しく解説しています。
車の買い替えには車一括査定が最適





はじめに、車の買い替えで車一括査定を利用しないのは損でしかないです。何度も経験してきましたが、毎回その金額に驚くほどの査定額が出ています。
車の買い替えを検討するなら、現在所有している車が少しでも高く売れるとお得だと思います。
そして車を少しでも高く売るなら間違いなく車一括査定をおすすめします。
車一括査定なら査定額がすぐわかる


車一括査定を依頼することで、多くの買取専門の業者から連絡がきます。
そして業者とアポイントを取り、車を現物確認してもらうことで初めて現状の買取価格がわかります。
買取専門の業者であれば家まで来てくれて査定してくれるのでお手軽に査定できます。
ディーラーへ行って車の下取りはおすすめしません。大抵の場合は買取専門業者の方が高いからです。車一括査定を利用すれば大手の専門業者が競合するので、ディーラー下取りより50万円以上査定額が異なるケースもあります。
車一括査定は高価買取につながりやすい



車の買取価格を少しでも高くするために、可能であれば4~5社以上の買取専門の業者に査定を依頼してください。
最低でも2社以上の業者に査定してもらうことで、適正な買取価格もしくは高価格帯での売却を狙うことができます。
車の買い替え費用へ回すことを考えれば、買取価格は少しでも高くしたいので、面倒がらず2社以上から査定してもらえるようにしてください。
【2025年9月最新版】
車一括査定おすすめランキング3選


カーセンサー | MOTA車買取 | ズバット車買取 | |
---|---|---|---|
運営企業 | リクルート | MOTA | ウェブクルー |
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大手買取業者 | 〇 | 〇 | 〇 |
同時査定 依頼数 | 30社 | 20社 | 10社 |
業者選択 | 〇 | × | 〇 |
入力時間 | 約1分 | 約1分 | 約1分 |
利用料 | 無料 | 無料 | 無料 |
連絡 | 電話連絡 メール要望可 | 上位最大3社のみ | 高額査定電話連絡 |
特徴 | オークション形式可 | 同時査定数30社交渉の手間がラク 査定相場がわかる | 査定相場がわかる | 申込後すぐに
公式サイト | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら |
※当サイトで掲載しているランキングは各車一括査定の公式サイトに記載されている情報、査定及び買取業務を行う古物商許可証をもつ会員による体験調査、さらに第三者機関による利用経験者へのアンケート調査(車一括査定サイトのおすすめランキングに関する根拠)などの客観的情報や独自調査に基づいて順位付けを行っています。
1位:カーセンサー 編集部おすすめ


- 同時査定依頼数30社は業界トップクラス
- 大手の競合会社が多く高額査定率も高い
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編集部が車一括査定サービスで最もおすすめしているのがリクルート社運営の『カーセンサー』
買取業者数は700社以上で、ガリバーやネクステージ、カーセブンなどの大手も網羅。同時査定依頼が30社可能で、最も高い査定額を選びやすくなります。
車一括査定サイトを実際に利用した経験のある295人に調査した結果、最も利用者数が多いのがカーセンサーでした。





カーセンサーを利用してアルファードを査定してもらった結果、ディーラー下取りよりも90万円以上高い査定額がつきました。
車を少しでも高く売りたい方、どの車一括査定サイトを選ぶべきか迷っている方は、まずカーセンサーで無料査定を申し込みましょう。編集部が自信をもっておすすめする車一括査定サービスです。
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2位:MOTA車買取


- 高額査定の上位最大3社と交渉
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『MOTA車買取』は最大20社がネット上で査定し、その中から高額査定の上位3社(最大)のみと交渉する車一括査定です。
申し込み直後には営業電話はなく、MOTAからメールにて各買取店が査定を完了した旨の通知が来ます。
各買取店の概算の査定額がわかり、事前に通知された時間に査定額の上位最大3社の買取店から電話が入る仕組みです。



編集部所有のインプレッサを売却する際にMOTA車買取を使用しました。車一括査定特有の営業電話ラッシュはなく、事前に通知された時間に来るため心構えもできました。結果、3社の内の1社がディーラー下取りよりも25万円以上高い査定額がつきました。
「査定額は知りたいけど営業電話は極力減らしたい…でも高く売りたい」という方におすすめの車一括査定です。
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3位:ズバット車買取


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ズバット車買取は車買取業者として実績が長く、東証一部上場企業の運営という安心感があるサービス。大きな特徴は申込後スグに買取相場がわかることです。
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また、運営実績が長いため、実績のある買取店との提携から高価買取にも期待できます。



申し込み後、すぐにネット上で買取相場がわかるのは魅力的です。この買取相場を元に交渉することが可能なため、各買取店との交渉も有利に進めることができます。
あくまで予想になりますが、未来の相場推移も分かるので、より高く売れるタイミングを予測することもできます。
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まとめ|車買い替えで後悔しないために知るべきこと
車の買い替えは大きな出費を伴うため、「まだ乗れるのに買い替えるのはもったいない」と感じる方も少なくありません。実際、冷静に考えずに手放してしまい、あとで後悔するケースもあります。
この記事で紹介した重要なポイントを整理すると次のとおりです。
- 車検を目前に控えたタイミングで「高い整備代がかかりそう」と焦って手放す
- ローン残債がまだあるうちに新車を検討してしまう
- 走行距離や年式だけで早計に価値が下がると判断してしまう
このほか、今乗っている車に愛着があり、手放したくない状態であれば、無理して車を買い替える必要はありません。
- 修理費が車の価値を上回るケース
- 家族構成やライフスタイルが大きく変わった場合
- 安全性・燃費性能など新車による明確な改善が見込める場合
車は新車で購入してから5年目あたりで資産価値が急に下がると言われています。車を買い替える際の買取額にこだわるなら、車が5年経つ前に検討することをおすすめします。



感情的な判断で買い替えると、経済的に損をする可能性が高くなります。まずは「本当に手放すべきか」を整理し、必要なら査定価格を把握したうえで、納得のいく判断をすることが大切です。
そのうえで車の買い替えを決めた場合、車一括査定で複数社に査定を依頼して、買取価格を比較するとお得に売却できます。
以下の記事では車一括査定を体験した内容を掲載しています。サービス内容をイメージするのに参考にしてください。

